消費税ってどんな税-税収に占めるウエイト-

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令和3年度で、ついに消費税は、税収のトップになりました。消費税は、非常に難しい税です。正確な理解の上にたった議論がすすむことを望みます。

選挙のたびに争点となる消費税。しかし、身近なようで、意外と知られていないのが、消費税。議論の前に、まず正確に知って欲しいというのが、私の願いです。

国税の33%が消費税

財務省発表では、令和3年度の全税収は63.9兆円で、うち21.1兆円が消費税です。所得税20.0兆、法人税が12.9兆ですから、最もウエイトが高いのが消費税です。

税収の推移

導入時の税率は3%でした。その後5%、8%、10%(軽減8%)と税率はアップしてきました。

財務省「一般会計税収の推移」をもとに、消費税率アップの翌々年度分の三税(消費、法人、所得)の税収に占める割合をグラフにしてみました。

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税率がアップする都度、消費税のウエイトが高くなっていることがよく分かります。
・令和3年度で、消費税が所得税を超えました。
・消費税の導入によって、法人税・消費税のウエイトは、10ポイント下がりました。

今や消費税は、最大の税目となっています。