税金・税制

税制批評

給与の源泉徴収と年末調整-事業者の負担について

年末調整もますます複雑化し源泉徴収事務の事業者負担は大きい。給与の源泉徴収制度は、いつから始まったのだろうか。源泉徴収制度の歴史を調べてみた。 はじめに 制度もその存在が長くなると、「空気」のようなものとなってくる。制度の存在する意義(意味...
税金・税制

憲法30条納税義務について

私は、なぜ憲法にこの条文が存在するのか、かねてより疑問であった。この答えは、「憲法30条のなぞ」に書いた。明治憲法時代から日本国憲法の誕生の成立過程までを熟知している宮沢俊義「憲法Ⅱ」新版によれば、「わざわざここで、規定する必要がない」ので...
税制批評

生命保険控除への疑問

年末調整、確定申告の季節になると、「生命保険料控除」というものに一種の違和感がついてまわる。一体何でこんなものがあるのだろうか。私の中で、「くだらない」とういう感覚がついてまわり、むだな仕事をしている気がしてならない。調べてみて、得た結論は...
税制批評

年末調整が難しすぎる

税制改正に合わせて年末調整に必要な書類が複雑化している。平成30年から「給与所得者の配偶者控除等申告書」が登場、令和2年からは、「基礎控除申告書兼配偶者控除等申告書兼所得調整控除申告書」が登場し、ついに用紙が3枚になった。「扶養控除等申告書...
消費税基本

消費税の転嫁と帰着

税の帰着とは、あまり聞き慣れない言葉かもしれない。新しい税制が施行された場合、結局その税金を負担することになる経済主体は誰なのか。これが税の帰着という問題であり、これは、経済学の価格理論の課題である。税理士は、法律上の納税義務者の求めに応じ...