新札が必要といわれ考えたこと

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町会の会計担当をやっている。敬老祝い金なので、新札を準備してほしいといわれた。信金にいくと「新札は1回に10枚だけ」といわれ何回もいくはめになった。お札は、日銀が発行していることは、ご承知のとおりだが、銀行はどうやって、日銀からお札を入手しているのだろうかと、ふと考えてしまった。

 

私の得た結論は「銀行は日銀からお札を買っている」のであり、傷んだお札は日銀に売っている。いずれも額面で。

 

長年税理士稼業をやってきたが、銀行簿記というのになじみがない。まして、日銀が、どういう会計処理をするのかなどは、考えたこともなかったが、複式簿記で考えると答えが出てきた。

 

銀行の仕訳 (借方)現金100 /(貸方)当座預金100

日銀の仕訳 (借方)当座預金100 /(貸方)発行銀行券100

 

銀行が日銀から、お札を受け取ると、同額が、銀行が日銀に有する当座預金から引き落としになる。要するに銀行は日銀からお札を買っている。これが正解で、日銀のホームページにも、このように書かれていた。