税金・税制 所得再分配のネガティヴ面 租税の重要な役割として「所得再分配」あげる人が多い。租税法の泰斗である金子宏先生の「租税法」でも、日本国憲法の暗黙の了解事項として「再分配」があり、「租税を通ずる方法が最も適切」であると述べておられる。 私も、これまで、このことに、何の疑問... 2024.06.13 税金・税制社会保障
税金・税制 定額減税の「怪」 目的の謎 岸田さんにとっては不本意なことだろうが、定額減税の評判が芳しくない。当初の説明では「税収の上振れ分」を還元するということだった。この趣旨ならば、所得税、住民税非課税世帯は対象外であり、低所得者は恩恵が少ない。現に、一人所得税3万円... 2024.06.06 税金・税制最近のニュースから
税制批評 こりゃ大変だ!「定額減税」 「2024年(令和6年)6月から納税者を対象とした所得税(国税)3万円、個人住民税(地方税)1万円の特別控除(定額減税)が実施されます。」ニュースにすれば、これだけだが、これを実際やるのは、給料を払う会社や事業主で、国税庁が特設サイトを設け... 2024.05.17 税制批評税金・税制
税金・税制 空き家問題と住宅ローン控除 空き家が増え続け問題になっている。 住宅ローン控除と空き家問題は、一見無関係ともおもえるが、ローン控除は、将来の空き家問題を増幅することにならないのだろうか。 空き家問題 政府広報にあるように、空き家を放置すると、倒壊の危険、景観、不法侵入... 2024.05.14 税金・税制人口・少子化
税金・税制 収受印廃止に関連して_文書収受規程が必要 国税庁は、1月4日に来年(2025年)1月から「申告書等の控えに収受日付印の押なつを行わないこととしました。」と発表した。収受印が押された「控え」は、信頼ある文書として広く利用されてきた。ステークフォルダーは多い。影響は多方面にわたる。収受... 2024.05.07 税金・税制電子申告