税金・税制 「103万の壁」狂想曲 高額所得者ほど有利な所得控除 この問題をめぐるテレビ新聞は、「103万の壁」の引上げを求める国民民主党と抵抗する政府与党、税収不足を危惧する自治体首長という構図である。国民民主党は「英雄」であり、支持率も上昇しているようである。多くの人が、... 2024.12.26 税金・税制
税金・税制 「103万の壁」(その4)与党123万提示 与党が引き上げ額123万を提示 税制改正をめぐる駆け引きが、進行中である。 12月13日の与党と国民民主の協議で、与党案は、基礎控除、給与所得控除をそれぞれ10万円引き上げて、基礎控除を58万円に、給与所得控除を65万円にするという内容であ... 2024.12.17 税金・税制所得税
税制批評 「103万の壁」(その5)特定扶養 親の特定扶養要件は、150万で決まり? 子の所得が48万(給与収入103万)を超えると、親は扶養控除の適用が受けられない。この上限を「特定扶養親族」に限り収入150万以下に緩和するようである。あっさりと、ここだけは決まりそうな気配である。「... 2024.12.17 税制批評所得税
税務統計 農業所得の申告者は35万人(申告所得税標本調査)より 夏のコメ不足。新米が出回っても高い。農家の高齢化、担い手不足ということをよく聞く。申告所得税標本調査の「農業所得」から、農家の現状をみてみたい。申告所得税標本調査(令和4年)によると、農業所得の申告者は、35万人である。「日本農業法人協会」... 2024.12.03 税務統計
税金・税制 「103万の壁」(その3)本当の壁とは 東京新聞に「103万の壁見直しに期待」という記事があった(11月13日付)。コーセーの小林社長の言葉である。スタッフの多くがパートであり、103万を超えると所得税が発生するので、年末繁忙期になると、やめる人がいる。壁が見直されると、仕事を続... 2024.11.29 税金・税制